コナモザイク
No. 012

福岡うどん
(博多うどん)

名称 福岡うどん(博多うどん)
よみがな ふくおかうどん(はかたうどん)
本 籍 地 福岡市(四国説等諸説あり)
分  類 食品界 粉モン門 小麦粉網 日本食目 全国科 茹で属 うどん類 うどん(亜種)
分  布 福岡県および周辺地域
形  状 断面がほぼ四角の細長い物体
コ ナ 種 小麦粉
製  法 うどんの項に準じる。茹で時間は十数分から二十分。茹でた後、数時間置かれることも多い。逆に茹で釜からそのまま丼に移す形態の勢力も同時に多く存在している。
構  成 小麦粉、塩、水
食 し 方 基本的にはうどんの項に準じるが、温かい汁に投入する食し方にその特徴をより強く見出すことができる。茹で時間・その後の取り扱い形式との相関により、硬度が低いのが一般的であり、α化されたうどん表面を汁と渾然一体として食すところに重きが置かれる。独特の具も特徴のひとつであり、代表としては牛蒡の天麩羅「ごぼ天」、薩摩揚げ様の「丸天」がある。薬味として柚子胡椒を用意する店も多くある。
な か ま ラーメン ちゃんぽん 沖縄そば
解  説

福岡または博多うどんという、他との明確な隔たりはないが、肥沃な筑後平野の穀倉地帯と、福岡・北九州の経済的背景の下多くの店舗数を有する。基本的には柔らかいうどんである。原点については今のところ以下の説がある。空海が持ち込んだ初期のうどんがそもそも粉をこねただけの柔らかな麺だったとする説。温かい汁(モすめモと呼称する)を絡めるために柔らかく調理したとする説。商人町らしくせっかちな人間が多いため、茹で置きが広まり、結果的に緩いうどんになったという説。某有名人が述べるように「コシが無い」のが絶対条件とするのは極論だろう。やはり名店のうどんには柳ゴシと呼べる絶妙な歯ごたえがある。汁(すめ)は、関西方面と同様に上質な昆布の出汁を中心にし、鰹節はじめ、うるめや鯖節、イリコ、アジコ等をふんだんに使用して、薄めの醤油で仕上げる。甘味が強く出ることもある。このモすめモに対する拘りも店ごとにあり、そこを抜きにして福岡うどんの発展は見込めない重点事項だ。現状で、ネームバリューに関しては博多ラーメンに差をつけられているし、讃岐風うどん店の台頭著しいが、それを追い風に利用して当地のうどん全体の地位向上が望まれる。


ごぼう天うどんとたっぷりの薬味 ごぼう天うどん
同定者: OGT(福岡うどんDATA BASE
2005年1月18日現在(8月8日リンク先更新)


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